チャン・ヒジェ(張希載)
トンイの命を執拗に狙い続ける悪役として登場する人物です。
ヒジェは、チャン・ヒビン(禧嬪張氏、ヒビンチャンシ)こと「チャン・オクチョン」の実兄で、妹の出世と共に権力を手にし、失脚とともに非業の死を遂げる人物です。
チャン・ヒジェの生まれた年は不詳ですが、亡くなった年は1701年(粛宗27年)とされています。
南人派に属し、右捕盗庁(ウポドチョン)の従事官(チョンサガン、従六品相当)として任官し、チャン・ヒビンの王妃即位を機に右捕盗庁の大将(テジャン 従二品相当)にまで上り詰めます。