謎の判官
チャン尚宮(オクチョン)の宿所に出かけ、閉じ込められたトンイ、そして殺された編磬匠(楽器職人)。
何とかそこから逃げ出したトンイは、警守所に行き編磬匠が殺されたと通報しますが、小屋に戻ってみると、編磬匠の遺体は忽然と消えていました。
そこで、仕方なく宮廷に戻ったトンイは、音変(ウムビョン)の原因は編磬かもしれないと思い、掌楽院のヨンダルに協力してもらい編磬匠の家を訪ねます。
そこで怪しい者が何かを持ち出しているのを発見するのでした。
そして編磬匠の遺体があった小屋で証拠を探そうとしていたところに、お忍びで街に出ていた粛宗(スクチョン)と出会いますが、怪しい者に追われ2人はそこから何とか逃げ出します。
粛宗はトンイが編磬匠の遺体の発見者だと知りますが、王と名乗れない粛宗は、判官だとうそをつくのでした。
音変の証拠品を奪ったトンイと粛宗でしたが、見つかってしまい命の危機にさらされるのでした。
音変(ウムビョン)の詳細については、「掌楽院(チャンアゴン)とは?」をご参照ください。
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トンイ第6話 では、粛宗とトンイの滑稽な会話や行動が印象的です。
全部で60話あるうちで、最もユーモラスで笑えるエピソードの一つかも知れません。
例えば、二人が塀を乗り越えるシーンでは馬になって四つん這いになった粛宗の背中を踏んでトンイが塀にのぼるところが紹介されますが、その時の会話が絶妙です。
また、トンイに背中を踏まれた粛宗の表情が何とも笑えます。
もう一つ、賊に追い詰められ身を守ろうと使い慣れない剣を構え、「私は王である」と粛宗が言うくだりは、思わず吹き出してしまうシーンです。
それにしても、粛宗はこんなに弱かったのか?と疑わせる場面ですが、歴代の王は武術の鍛錬は欠かさなかったはずで、粛宗も例外ではなかったと思えますが、あくまでドラマを盛り上げるための脚色なのでしょう。
※ 粛宗とは
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