掌楽院(チャンアゴン)の奴婢
トンイは、兄トンジェを慕う妓生のソリの計らいで宮廷の掌楽院(チャンアゴン)の奴婢として宮廷に入りこみ、6年の歳月が過ぎていました。
ある日のこと、トンイは、夜中にこっそりヘグム(胡弓の一種)を弾いていると、その音色を粛宗(スクチョン)王が気に入り、演奏している者を見つけるよう内官に命令します。
しかし、奴婢であるトンイが弾いていたことが知れると主簿(チュボ)のジュシクもトンイも罪に罰せられると思い、ジュシクはトンイを宮廷の外にある楽器を作る鋳鐘所の手伝いとして行かせます。
トンイはそこで自分が探している女官が持っていた蝶の鍵飾りの絵柄と同じものが描かれたメモを見つけ、それを作った頭木匠を追いかけ持ち主を聞こうとしますが間に合いませんでした。
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トンイが宮廷に入ってから早いもので6年の歳月が流れたのですネ。
彼女はあどけない少女から、美しい娘に成長していました。
(キャストもキム・ユジョンからハン・ヒョジュに代わっています)
働き者で聡明なトンイは掌楽院でもみんなに可愛がられ、てんてこ舞いの忙しさです。
トンイが弾いていた「ヘグム」の美しい音色を耳にした粛宗。
この時は二人が出会う事はありませんでしたが、この「ヘグム」が二人を結び付けるのはまだ先のこと……
そんな頃、ある女官の部屋で見覚えのある「蝶の鍵飾り」を見つけたトンイは持ち主を探すのですが、それは子供の頃に出会ったチャン・オクチョン(後のチャン・ヒビン)だった事があとで判明するのです。
チャン・オクチョンは粛宗の寵愛を受け側室に迎えられようとしていました。
こうして、「数奇な運命の出会い」が始まるのです!
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