挫かれた陰謀
トンイが自分の企みを読んでいたとは知らず、チャン・ムヨルは捕われてしまいます。
実はチャン・ムヨルが兵力を掌握した時からその動きを疑っていたトンイは、その事実を粛宗(スクチョン)に伝えていたのでした。
そしてチャン・ムヨルの狙いと粛宗が禅位しようとしていることを王妃に伝え、自分を信じてくれと嘆願します。
全ては王妃の決断にかかっていましたが、トンイの真意に触れ心を動かされた王妃は、トンイの言葉を信じ、チャン・ムヨルを捕える教旨を下したのでした。
その頃、トンイからの手紙を受け取った粛宗はチャン・ムヨルの悪行の証拠を握るために、行宮にいる兵を使い捜査していました。
チャン・ムヨルたちの悪行を暴きはしたが、粛宗に禅位の意志を変えるつもりはありません。
そこで王妃はヨニン君を自分の養子にして、世子に継ぎ王位に就けるよう、その座を確固たるものにするようトンイに申し出ます。
トンイはヨニン君のためにその申し入れを喜んで受け入れ、自分は宮廷を去ると粛宗に願い出るのでした。
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