オクチョンの疑惑
粛宗(スクチョン)は、チャン・オクチョン(後のチャン・ヒビン)を側室にするという命令を下しますが、母である大妃(テビ)の反対に遭っていました。
しかし粛宗の子を身ごもったオクチョンを側室にすることは、確かな言い分であり最後は大妃も受け入れるしかありませんでした。
そして、オクチョンが側室となって1年が過ぎ、オクチョンは禧嬪の称号を賜ります。
ところが、今度はオクチョンが産んだ王子の元子問題で大妃殿と就善堂(張禧嬪の住まい)の争いが起きることに…。
その頃、王妃のもとに大妃の湯薬が怪しいという不審な投書が送られてきます。
そこでイニョン王妃は監察府(カムチャルブ)のチョン尚宮に密かに調べるよう依頼します。
さっそく、チョン尚宮はジョンイムとトンイと共に調査しますが、投薬への疑いは見られませんでした。
薬湯そのものには何の毒物も入っていないのです。
そこでトンイはチョンスに協力してもらい、そこで何者かが大妃の湯薬と一緒に飲めば毒となる薬物を大妃に飲ませたのかもしれないと気づきます。
調査を続ける中、オクチョン付きの女官であるヨンソンの怪しい動きを見つけるのでした…。
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チャン・ヒビンが生んだ王子の世子冊封の話が持ち上がりますが大反対する大妃の存在に困っているヒビンたち。
その頃、ヒビンの兄、チャン・ヒジェは右捕盗庁の従事官に出世していましたが、この問題の打開のため暗躍を始めていたのです。
それは、とても恐ろしい企てだったのですね。
大妃の薬湯を疑われないように巧妙な細工をしたヒジェ…本当に悪知恵の働く男です。
薬物に詳しいチョンスのアドバイスで薬湯の秘密を必死に調べるトンイとチョンイムですが、なんの手がかりも掴めずにいました。
ある時、ヒビン付きの女官ヨンソンがチャン・ヒジェから渡された手紙を密かに内医院の医官に渡している場面を目撃したトンイ。
果たしてヒジェの悪だくみを暴くことができるのでしょうか?
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