消えた医女
トンイは、チャン・ヒビンの女官が大妃の湯薬を細工したことを突き止めます。
女官ヨンソンの報告で大妃を殺そうとしたのが、兄のヒジェだと知ったオクチョン(チャン・ヒビン)は、兄の暴挙に怒り心頭。
ヨンソンにヒジェをすぐ呼んでくるよう命じるのでした。
オクチョンはチャン・ヒジェを激しく非難しますが、オクチョンがここまでこれたのは自分が汚れ役を全て引き受けてきたおかげだと反論され、それでも非難するなら自分を斬り捨てるよう迫ります。
考え抜いた挙句、オクチョンは兄の陰謀に目をつむろうとしていました。
そこで、事実を知ってしまったトンイを呼び、王子ための湯薬を自分が頼んだだけなので、見たことは忘れるように告げます。
しかし、トンイはこのまま伏せるわけにはいかないとオクチョンに楯つくのでした。
トンイは、真実を暴くために捕盗庁のソ・ヨンギ従事官やチョンスと共に動き始めます。
ついに、イニョン王妃に投書を送った医女をつきとめますが、その医女が逃走し自決を図ってしまいます。
なんとか一命を取りとめた医女の供述によって、内医院のホ医官が大妃の湯薬に毒を混入したことを突き止めるのでした。
そしてホ医官は捕らえらますが、直接尋問するという粛宗の前で、害のある湯薬を混入しろと指図したのは王妃だと自白するのでした。
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チャン・ヒビンはついにトンイと決別する時がやって来たようですね。
夢を実現するには(王の母として王妃になる事)、「卑劣な事であっても飲み込まざるを得ない」という事を兄のヒジェによって痛感させられ、とうとう覚悟を決めました。
この時のチャン・ヒジェの迫真の説得は見ごたえがありました。
いつもいい加減な態度を取っていたヒジェがそこまで考えていたとは意外です。
卑劣な事を嫌ったはずのオクチョンを信じていたトンイもついに対立する事を決意。
いよいよ二人の女の戦争が火蓋を切る事になってしまいましたね。
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