第35話 恵民署勤務
そして、姦通罪で捕まった両班夫人に死刑が言い渡されます。
イェジンは彼女の世話を命じられますが、夫人が妊娠していることに気づき、捕盗庁の従事官イ・ジョンミョンに告げます。
驚いた従事官は事実を確認するため内医院の医官を呼ぶと、なんとホジュンが派遣されてきました。
山陰を去ったイェジンとこんなかたちで再会できるとは思ってもおらず、懐かしさに胸がいっぱいになりますが、医女のつらさを思うと、喜びよりも心配が先に立つのでした。
新人医生の配属が発表される日がやって来ました。
ホジュンの配属をどうするかで上官たちの意見が衝突し、発表が延期されていましたが、結局、ホジュンを目の敵にするキム判官たちの意見が通り、ホジュンは恵民署に配属されてしまいます。
ホジュンは、恵民署への配属も修行の一つと受け入れるますが、同じ新人医生のチャン・ハクトはどうしても我慢できません。
そこで、ホジュンを目の敵にするキム判官の謀略だと御医に直談判に行き、最初はあり得ないと一蹴する御医でしたが、自分のクビをかけて訴えるチャンの気迫に動かされ、ついに調査に乗り出すのでした。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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