チャ・チョンス(チョンス兄さん)
チャ・チョンスは、トンイを生涯見守り続ける優しい兄貴分としてドラマに登場します。
もともとトンイの父、「チェ・ヒョウォン」を棟梁とする剣契(コムゲ、賎民達の自衛秘密結社…詳細)、のメンバーでチェ・トンジュ(トンイの兄)の親友でした。
また、武術の達人でドラマの各所で華麗なアクションシーンを披露してくれます。
チョンスは、トンイが幼い頃から家族同然の付き合いをしており、ドラマ初期のエピソードでは「トンイは将来俺の嫁さんになる」と、師と仰ぐヒョウォンや親友トンジュに語る場面が登場します。
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ドラマの中でのチャ・チョンス
トンイとは、血のつながりは有りませんが兄同然に慈愛深い愛情を注ぎ続ける人物です。
また、トンイの息子のヨニン君を見守り続け伯父のような存在で有り続けます。
トンイが親しみと尊敬を兼ねて「チョンス兄さん、(チョンス・オラボニ)」と慕う人物…。
ドラマの最終話で21代国王英祖(ヨンジョ)となったヨニン君とトンイの墓の前でトンイを一緒に偲ぶシーンが印象的でした。(ちなみに英祖は「おじ上、外伯(ウェスク)=母方の伯父」と呼んでいます…韓国家系図:家族関係図・親戚呼称・呼び名など説明参照)
チャ・チョンスの人物像
剣契の主要メンバーであった「チャ・チョンス」は、南人派の陰謀による剣契の掃討作戦に巻き込まれ危うく命を失うところでしたが、一命を取りとめトンイを守るべく宮廷の捕盗庁の検死官として潜り込み、後に武官となります。 トンイが側室として昇進を遂げると共に地位をあげ、トンイの宮廷追放時点では内禁衛従事官(ネグミ チョンサガン、従6品)でした。(トンイ追放に連座し流刑)
その後、トンイの宮廷復帰とともに赦免され、義禁府都事(ウィグムブ トサ)に復帰します。(義禁府=王直属の司法機関、主に謀反等の大罪を担当)
そして、トンイ亡きあともヨニングンを補佐し守り続けます。
チャ・チョンス役を演じるぺ・スビンのプロフィール
チャ・チョンス役を演じる「ぺ・スビン」は、1976年12月9日生まれ。
中国の北京に演劇留学をした経験があり、ドラマ「トンイ」の中でも流暢な中国語を操るシーンがあります。
2001年の映画「クラブ・バタフライ」でデビュー。以来、多くのドラマや映画に出演しています。
ぺ・スビンは、韓国歴史ドラマにも多数出演しています。本作品『トンイ』、をはじめ、2004年の「海神(ヘシン)」、2006年「朱蒙(チュモン)」、2008年「風の絵師」(SBS演技大賞 ニュースター賞)など。
その他の主なドラマ出演は、2005年の『ファッション70's』、2007年『オークションハウス』、2009年『天使の誘惑 』『華麗なる遺産』、最近では2011年『私の期限は49日』。
参考記事
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