謎の疫病
そのころ、宮廷では重臣たちが、トンイを承恩尚宮(スウォンサングン)にすることに反対していました。
そこで、チャン禧嬪は粛宗(スクチョン)に内命府(ネミョンブ)の長である自分がトンイを尚宮と認め重臣たちを説得する代わりに兄のヒジェを解放するよう取り引きを迫ります。
取り引きを交わす仲になってしまったことに心を痛める粛宗でしたが、トンイのためにその取り引きを受け入れるのでした。
その頃、トンイに仕える内人たちの間で原因不明の疫病が発生します。
そのことで悩むトンイを気遣った粛宗は掌楽院(チャンアゴン)のファン主簿とヨンダルを誘い、宮廷の外で酒を飲み、トンイに息抜きをさせてやるのでした。
おりしも、急に激しい雨が降り出し宮廷に戻れなくなったトンイと粛宗は宿で一夜を共に過ごすことに。
宮廷では、宮女たちの間で蔓延していた疫病が世子の殿閣で仕える内人たちにも感染してしまいます。
それは禧嬪の母がトンイを懲らしめるために企んだ罠だったのですが、それに気づいていないトンイはこの件を解決するために、禧嬪を訪ね自分が原因をつきとめるので時間をくれるよう申し出ます。
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