謎の判官の正体
今まで判官だと思っていた粛宗(スクチョン)が実は王様だと知ったトンイと掌楽院のジェシク、ヨンダルたちは驚き、自分たちが行った無礼な態度を思い出し、どうしていいか悩んでいました。
特に、ジェシクとヨンダルが青ざめて慌てふためく様子がなんとも滑稽です……
トンイに自分が王だと知られた粛宗はトンイを大殿に呼び、今までと変わらず気軽に接してくれるよう頼もうと思っていました。
緊張した面持ちで粛宗に面会したトンイは、「主上媽媽」、「主上殿下」「上監媽媽」と立て続けに王様の敬称を呼びますが、その慌てように粛宗は思わず笑い出してしまうのでした。
漢城府の判官が王様だとは全く知らなかったとこれまでの非礼を必死に詫びるトンイの滑稽な姿にすっかり緊張の溶けた粛宗です。
スポンサードリンク
その頃、トンイが独断で慕華館に忍び込んだことで、密輸の疑いのあったキム・ヨンダルが自決してしまいます。
そのことで清国との外交の危機を招くのを恐れた官僚たちは、清国の太監の要求どおりトンイを差し出すよう粛宗に申し出ます。
しかし、トンイを差し出すことを断固拒否し続ける粛宗でした。
トンイの身の危険を感じたチョンスはトンイを都から連れ出そうとしますが、宮女である以上、逃げられないと言ったトンイは、自ら清国の太監のもとを訪ねることに。
密売に加担した清国使節団のキム・ユンダルの「濡れ衣を着せられた悔しさで自害する」という遺書を持って、粛宗に監察府の女官(トンイ)を差し出すよう要求する清国の大監。
粛宗は引き渡しを拒みますが、覚悟を決めて大監の所へ行ったトンイはどうなるのでしょうか?
実は、ユンダルの自殺は偽装で、チャン・ヒジェが密かにユンダルを逃亡させようとしていたのですが…。
スポンサードリンク