第31話 ホ医院開業
ユ・ウィテの妻が医院の明け渡しを求めにやってきました。その日のうちに荷物の大方を運び去り、見知らぬ男が新しい主となって医院に現れます。
その男とは、チャン・マンスと名乗ります。
あっけにとられるホジュンたちをよそに、医院のあちこちを見て回り、種類ごとに分けた水甕を必要ないからと捨ててしまうのでした。
チャン・マンスはホジュンを自分の医院に誘いますが、ホジュンは誘いを断り、ユ・ウィテの顔に泥を塗らぬよう、しっかり医院を守ってくれと言い残してユ医院を後にするのでした。
ユ医院も人の手に渡り、ユ医院の仲間たちは散り散りばらばらになって山陰を去り、ホジュン一人家で科挙に向けた勉強に専念することを決心します。
その頃、内医院のドジの将来を左右する一大事が起こっていました。
ドジが世話をする恭嬪が妊娠したのです。
宮医にとって出産は大変な慶事で、これを成功させれば大変な功労をあげることができるのです。
そこで、ドジは早速妊婦にいいという鯉を手に入れ、特別な薬を作ってこのチャンスをものにしようとします。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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