第26話 失明事件 (あらすじ)
ある日のこと母親を背負ってユ医院に駆けこんで来た男がいました。
それはかつて、ホジュンが科挙へ行く途中で治療をした母親の息子、ドルセだったのです。
ホジュンが処方した薬を飲んで母親の目が見えなくなり、ホジュンに治してもらいに来たのでした。
ホジュンは毒草を使った薬を処方し、必ず処方どおりに飲ませるよう念を押して科挙へと急いだのですが、無知なドルセはその薬を飲んで母親がよくなったことから、無謀にも一気に3度も与えてしまい、母親の目を痛めてしまったのでした。
ホジュンの言いつけを守らなかったドルセのせいとは言え、危険な薬を安易に任せてしまった自分にも責任を感じたホジュンは、母親思いのドルセのために何とか目を治そうと治療に取りかかります。
一方、漢陽にいるドジは、王子の病を診療するチャンスに命をかけて取り組み、見事に治療してみせます。
その功労は殿下にも伝えられ、殿下から褒美が与えられます。
新人医官のドジは、千載一隅のチャンスを見事ものにし、出世街道を上り始めるのでした。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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