第25話 ユ医院のホ医員 (あらすじ)
ユ・ウィテは病人を捨てて科挙を受けに行った息子を許せないと勘当を言い渡し、ドジと母親は財産のすべてを持って漢陽へ引っ越して行きました。
その一方で、ホジュンは貧しい村人を治療いて科挙に落ちた義理堅い医員として町中に知れ渡り、診療を求める村人たちが数多く家に押しかけるのでした。
ユ・ウィテがいる限り、ホジュンは山陰では診療しないと心に決めていましたが、ある日、危篤の山陰県監の往診を求める使いがやって来て、断りきれずに役所へ向かうと、そこにはユ・ウィテがすでに診療に訪れていました。
ユ・ウィテの邪魔をすまいと慌てて帰ろうとするホジュンをユ・ウィテが呼びとめ、一緒に部屋に入るように言い、自分は容体だけ確認すると、後をホジュンに任せて帰ってしまいました。
大切な患者をホジュンに任せた師匠に、もしや自分を許してくれたのではと淡い期待を抱くホジュンでした。
ホジュンが診療の経過報告にユ医院を訪ねると、ユ・ウィテは彼を部屋に招き入れ、診療方法についていくつか尋ねた後、病舎にいる患者を診るようホジュンに告げるのでした。
こうしてホジュンは再びユ医院で働くことに。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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