第21話 寄り道 (あらすじ)
サムジョクに科挙を受けるよう勧められ、ホジュンは山陰に戻ってきました。
懐かしい山陰のわが家では、成長した息子のギョムが父親の帰りを待ちわびていました。
しかし、久しぶりに顔をそろえた家族の憩いも束の間、ホジュンはダヒと母親を前に、科挙を受ける決心を告げるのでした。
科挙までは、あと10日と迫っていました。
漢陽へ急ぐホジュンには、1日の無駄も許されません。
そして、歩きつづけてようやくたどりついた鎮川で、ホジュンはドジ一行と出会います。
宿に居合わせた客は、ほとんどが科挙を受けに行く医員たちで、それぞれライバル心をたぎらせながら、最後の追い込みに余念がありませんでした。
そんな夜のこと、早朝の出発に備え、どの医員も寝静まった頃、家族に急患が出て、宿にいる医員に診てもらいたいという村人が訪ねてきます。
村人の家は漢陽と反対方向。
一時の余裕もない医員たちは一様にかぶりを振るが、困り果てた姿を見かねたホジュンだけが、自分が行くと名乗り出るのでした。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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