第22話 孝行者のワナ (あらすじ)
急患の村人を助けるため漢陽への道を後戻りしたホジュンは、徹夜で診療し、そのまま漢陽へ向かおうとしますが、ホジュンが無料で診療してくれるとの噂を聞き付けた村人が玄関に押し寄せます。
頼みを断りきれないホジュンは、あと半日だけという約束で病人たちを診ることにしました。
ところが、診療を受けに来る患者はどんどん増え続け、約束の半日が過ぎても一向に減る様子がありませんでした。
そこでホジュンはもう1日だけ滞在を延期すると言い、村人たちにも協力してもらいながら一人でも多くの病人を診療しようと、寝る間も惜しんで頑張るのでした。
やっとのことで診療を終え、宿屋のドルセに案内されて漢陽への近道を急ぎますが、なんとたどり着いたのはドルセの家でした。
ホジュンが優秀な医員と知ったドルセが、自分の母親の病を診てもらいたくて、ホジュンをだまして連れて来たのです。
目の前が真っ暗になり、診てくれなければ殺すと鎌を振り上げるドルセを振り切り、科挙へ向かおうとしますが、そんなホジュンの前に現れたのがやつれて弱りきったドルセの母親だったのです。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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