ヨニン君を巡る周囲の思い
クムことヨニン君が持つ優れた才能にふさわしい教育をするために世子(セジャ)が通う侍講院(シガンウォン、世子を教育する学問所)にヨニン君も通学しろというイニョン王妃の助言で、粛宗はヨニン君を侍講院に通わせる命を下そうとします。
しかし、トンイは、それに反対します。
王の世継ぎが行く侍講院に通わせる事は世子の座を揺るがすことになり、禧嬪たちの反感を買い、ヨニン君(クム)の命が危険にさらされるからでした。
その代わり雲鶴を説得してヨニン君の師に迎えることを許してもらえる様に頼むトンイでした。
ヨニン君の才能と心に触れた雲鶴はすでにヨニン君の師になろうと決めていたのです。
こうして、侍講院へ通わせる問題は解決しましたが、世子の病気の正体を知っている王妃は、明白な物証を手にして、その事実を明らかにすることで国本を正そうとしていました。
そしてトンイにヨニン君を王にする覚悟を決めるよう告げるのでした。
世子は子供を作りことができない病気を患っていることをイニョン王妃に伝えた医女をチャン禧嬪(ヒビン)の兄ヒジェが追っていたことで、証拠を握った王妃は禧嬪(ヒビン)を訪ね、世子の病を自ら粛宗に告白し、粛宗の判断を仰ぐよう伝えます。
おりしも、王妃が禧嬪を訪ねたことを知ったトンイが王妃に会いに来てみると、王妃は部屋で倒れていました。
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