側室任命と新しい命
チャン禧嬪(ヒビン)の廃位によって前王妃のイニョン(仁顕)の復位が決まりました。
しかし世子の母であるチャン禧嬪を宮廷から追い出せない粛宗(スクチョン)は心を痛めていました。
そんな粛宗の気持ちを察したトンイは、正しい決断だったと慰めるのでした。
そしてまた王妃として宮廷に戻ったイニョンは、自分の復位のために動いてくれたトンイを今度は自分が守ってやろうと決意します。
そんなある日のこと、トンイがお粥を食べたいと言うので、粛宗はトンイと活人署(ファリンソ=民衆を治療する医療機関)に行きますが、そこで何日も飢えを凌いでいる民の実態を目の当たりにします。
そして自分が為すべきことをあらためて知るのでした。
いよいよ、トンイを側室として迎える任命式の当日、トンイが粛宗の子を身ごもったことがわかります。
王子を授かり、側室の淑媛(スグォン)になったトンイ、そして粛宗と共にトンイを慕うすべての者は喜びの絶頂にありました。
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