第55話 ヒル治療
恭嬪が亡くなってから歳月は流れ、ホジュンは湯薬庫と書庫にこもって医書の執筆に明け暮れていました。
恭嬪を失った殿下は、まるでそんなことなど忘れてしまったかのように仁嬪とその子、信城君を深く寵愛し、恭嬪の2人の王子、光海君と臨海君は孤独な日々を送っていました。
一方、仁嬪のご懐妊で手柄を立てたドジは、仁慶宮の宮医として着々と地位を固めていたが、最近、自分が世話する信城君の病が日に日に悪化し、気の休まらぬ日々を送っていました。
信城君に万が一のことがあればこれまでの努力が水泡と帰すと危機感を募らせ、信城君の治療をホジュンに任せることを思いつきます。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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