第45話 昇進と左遷
ホジュンは殿下から下賜されたご馳走を食べながら、久しぶりに家族と友人との団欒を楽しんでいました。
ダヒと母親は、オグンからこの間の出来事を聞き、ホジュンの苦労を心から労い、感謝するのでした。
恭嬪の弟の病を治療した功労として、家族を恭嬪殿に招待されたホジュンは、恭嬪から思いがけない申し出を受けます。
なんと!恭嬪殿の宮医になってほしいと言うのです。
恭嬪のじきじきの頼みとあっては御医も断るわけにもいきませんでしたが、ホジュン本人がこれを拒んでしまいます。
その理由として、自分の実力はまだまだ足りず、今しばらく恵民署で経験を積みたいと言うのです。
ホジュンの固い意思に恭嬪も納得しますが、お礼に用意した新しい家だけは受け入れてくれと頼まれ、恐れ入りながらも受け入れます。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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