第33話 初登院
登院初日のこと、下血して倒れたダヒを世話していて遅刻してしまったホジュンは、ドジから10日間の宿直を言い渡されてしまいます。
登院早々、上官たちに睨まれてしまったホジュンでしたが、ある日、宮廷で懐かしい顔と再会します。
それはオグンでした。
科挙の2次試験で落第したオグンは、そのまま漢陽で仕事を探すと言って残っていたのです。
その後、典医監を訪ね、科挙1次試験合格の実力を訴えて内医院の種薬署員として雇ってもらったのでした。
ドジとの結婚がダメになったイェジンも、以前助けてもらったイ・ジョンミョンの口利きで宮廷で働く医女になりました。
厳しい修行も受けず医女になったイェジンに他の医女たちは反発しますが、深い教養と確かな医術の腕を持つイェジンは決してひるむことはありませんでした。
こうしてユ医院で一緒だったホジュン、ドジ、オグン、イェジンの4人が同じ宮廷内で働くことになりましたが、この時、3人はまだイェジンの存在に気づいていませんでした。
その頃、山陰に一人残されたイルソは、心にぽっかり穴が開いたような寂しさに耐えられず、考えた挙句、ハマンをだまして漢陽へ引っ越す決心をします。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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