第24話 祝宴に届いた手紙 (あらすじ)
科挙に合格したドジが凱旋して以来、山陰は町全体がお祭り騒ぎとなっていました。
山陰で初めての医科合格者となったドジは一躍話題の人物となり、町の英雄として賞賛を一身に集める一方、ホジュンは身のほど知らずに科挙を受け、惨めに敗れ去った愚か者として笑いの種になっていました。
母親はショックで寝こみ、ダヒは行方不明の夫を心配しながらひたすら帰りを待ちわびるのでした。
ユ家ではドジの合格を祝い、盛大な祝宴を開きます。
そこには町の有力者だけでなく、山陰県監までが招待され、口々にドジの快挙をほめたたえるのでした。
これまで医員として見下されてきたドジたちにとってこれほど誇らしいことはなく、これまでの屈辱が一度に報われる思いでいたその時、山陰県監に鎮川県監から手紙が届きます。
その手紙には、山陰の医員ホジュンが科挙に行く途中で鎮川の貧しい村人たちを診療し、村人たちの頼みを断り切れず科挙を受けることもできなかった事実が語られていました。
更に、他の医員は科挙を優先するあまり村人たちの願いに冷たく背を向けるなか、科挙を後回しにしてまで村人たちに尽くしたホジュンをこの世に2人といない義人だと賞賛する内容だったのです。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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