第26話 失明事件 (あらすじ)
ある日のこと母親を背負ってユ医院に駆けこんで来た男がいました。
それはかつて、ホジュンが科挙へ行く途中で治療をした母親の息子、ドルセだったのです。
ホジュンが処方した薬を飲んで母親の目が見えなくなり、ホジュンに治してもらいに来たのでした。
ホジュンは毒草を使った薬を処方し、必ず処方どおりに飲ませるよう念を押して科挙へと急いだのですが、無知なドルセはその薬を飲んで母親がよくなったことから、無謀にも一気に3度も与えてしまい、母親の目を痛めてしまったのでした。