ホ・ジュン(チョン・グァンリョル)
龍川(ヨンチョン、現在の朝鮮北西部)の県監(地方長官)である武官ホ・リュンと側室ソン氏の間に庶子として誕生。
父の様な立派な武官になる夢を描いていたが、自分の生まれの卑しさを恥じて自暴自棄となり一時期、密貿易などの悪事に手を染める。
(photo quoted from: http://www.bs4.jp/)
運命の人々との出会い
反逆罪で追われる高官の娘イ・ダヒと出会い、彼女を守ろうと次第に変わって行くが、密貿易の科で捕えられ父親の知人を頼って慶尚道の山陰(サヌム)に逃れるが、そこで生涯の師となる医師ユ・ウィテと出会うことに。
ユ・ウィテの元で厳しい修行に耐え、医師試験に合格、内医院(王族の治療や王宮の薬剤を管理する部署)の医官となる。
数々の試練を乗り越え、時の王、宣祖(ソンジョ)の厚い信頼を得、御医(王の主治医)に抜擢され、念願の両班となる。
その後、東洋医学の集大成『東医宝鑑(トンイボガム)』25巻を編纂し、伝説の名医として名を残す。
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ホ・ジュンを演じるチョン・グァンリョル
韓国の俳優チョン・グァンリョルは、1960年生まれの演技派ベテラン俳優。(デビューは1980年)
1999年のドラマ『青春の罠』で注目を集め、同年『ホジュン(許浚)』で一躍脚光を呼びました。
ホ・ジュンで見せた卓越した演技力が評価され、MBC演技大賞を受賞。
主な出演ドラマ
「青春の罠」(1999)、「ホ・ジュン」(1999)、「チャン・ヒビン」(2003)、「英雄時代」(2004)、「愛の賛歌」(2005)、「愛・共感」(2005)、「朱蒙」(2006)、「王と私」(2007)「製パン王キム・タック」(2010)、「武士ペク・ドンス」(2011)
人物相関図
(画像掲載元:http://www.bs-asahi.co.jp/hojun/character.html)
ユ・ウィテ(イ・スンジェ)
慶尚道の山陰(サヌム)で名医と評価される医師。ホ・ジュンの師匠だが孤高の人生を歩む。
ホ・ジュンに医術と医師としての心を教える。
ユ・ドジ(キム・ビョンセ)
ユ・ウィテの息子。ホ・ジュンにライバル意識を燃やす権力志向の人物。
その後、改心したドジはホ・ジュンとともに医学書『東医宝鑑(トンイボガム)』の編纂に従事する。
イェジン(ファン・スジョン)
ユ・ウィテの養女。卓越した医術を持つが女性ゆえに医官にはなれず、後に内医院の医女となる。
ホ・ジュンと信頼関係で結ばれている。
イ・ダヒ(ホン・チュンミン)
龍川(ヨンチョン)でホ・ジュンが出会う女性。
両班で司憲府大司憲(サホンブ テサホン 従二品相当の長官)のイ・ジョンチャンの娘。
謀反人(冤罪)として逃亡中に亡くなった父親の葬儀をホ・ジュンが出した縁でお互いに惹かれるようになる。
その後、ダヒの身分回復に成功するが。ジュンとは離ればなれに。
ジュンとの再会後は身分を捨てて結婚、ジュンに心身ともに尽くす妻となる。
引用:「司憲府(サホンブ)は、朝鮮において、高麗から李氏朝鮮にかけて存在した政府機関。時政(시정)の論評、官吏の糾察(공과)、褒挙(포거)、風俗の矯正、冤抑の解決、また経国大典では、濫偽(남위)の禁止などに関する業務を管掌する。」-司憲府とは - goo Wikipedia (ウィキペディア)
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