第53話 赦免
ホジュンは恭嬪の急病を治すために獄中から呼び戻されます。さっそく駆けつけてみると、恭嬪の病は真心痛(心筋梗塞)で意識不明の状態でした。
かつて同じ病で苦しむアン・グァンイクを針で救ったことのあるホジュンは、今度もその方法で恭嬪の命を取りとめることに成功します。
殿下は、恭嬪を救ってくれた功労を認め、再びホジュンの赦免を提案しますが、大臣たちの猛反対に合い、思い通りにいきません。
一方で、恭嬪も命の恩人であるホジュンが、またしても投獄されたと聞き、何とか赦免するよう殿下に願い出ます。
大臣との間で板ばさみになった殿下は、結局、一切の意義申し立てを禁じたうえで、ホジュンの赦免を命ずる決断をくだすのでした。
ついに過去の罪を許されたホジュン。
そして、ホジュン一家は心から喜び合っていました。
その様子を、いまいましい思いで見つめるドジと母親でしたが、そんなドジのもとにまたとない吉報がもたらされます。それは、ドジが世話する仁嬪様が懐妊されたというニュースでした。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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