第52話 捕盗庁から義禁府へ
ホジュンの突然の逮捕に恵民署に激震が走ります。
キム・マンギョンはこみあげる怒りを抑えきれず、捕盗庁を訪ねますが、ことはすでに朝廷の重臣の耳にまで入っており、ペ・チョンスの意思でもどうにもできないというのです。
その頃、朝廷では重臣たちが集まってホジュンの処遇について話し合っていました。
ホジュンの医官としての腕と、これまでの朝廷への功績を勘案して減刑すべきという主張と、罪は罪、断固厳罰に処すべしという主張がぶつかり、激論が戦わされてところへ突然、宣祖が現れ、なんとホジュンを赦免するよう命令が下されます。
ホジュン赦免の知らせはすぐにホジュンの家にも届き、イルソとヤンテは監獄に閉じ込められているホジュンとダヒに差し入れを持って行きますが、なんとその最中、突然、捕盗庁が慌ただしくなり、釈放間近なはずの2人が義禁府へと移送されて行くのでした。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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