第39話 疑惑
ある日のこと、湯薬房で首を吊った遺体が発見され、恵民署は不安に包まれます。
恵民署の責任者キム・ウンテクは宿直医官が職務を怠ったためと責任をホジュンになすりつけ捕盗庁に通報しますが、幸い捕盗庁ではとくに不審な点が見当たらないことから、簡単に事件を処理します。
こうして責任の追求を免れたホジュンですが、なぜか素直に喜ぶ気になれません。
自殺したパクには自殺するような動機が見当たらないうえ、遺体にも不審な点があったのです。
他殺ではないかと疑うホジュンの疑問をもっともだと思いつつも、マンギョンは深入りするなと助言するのでした。
ホジュンが大変な事件に遭遇している頃、イルソたちも大事件を起こそうとしていました。ヤンテが薬材の密貿易を持ちかけたのです。
龍川ではホジュンが先頭に立ってやっていたというヤンテの言葉に、イルソとオグンはまんまと乗り気になり、開城人参、麻布、花ゴザを準備して約束場所へ向かいます。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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