第04話 剣より毒より恐ろしい医員の手
ホジュンは、ユ・ウィテの「医員にならねば人殺しになるかも」という言葉で、ユ医院の弟子になります。
喜び勇んで医院に向かうホジュンでしたが、ホジュンの存在が気に入らない古株の下働きたちは彼に嫌がらせばかりするのでした。
そんなある日、ホジュンは水汲み場も教えてもらえないまま、とりあえず水を汲んできたのですが、それを飲んだ師匠のユ・ウィテは「死んだ水を汲んできた」と怒り、水汲み場の場所を教えてもらえなかったと言い訳するホジュンを「患者を死なせても言い訳する気か」と厳しく叱り付けるのでした。
自分のおかした過ちが理解できないで悶々とするホジュンは、眠りにつけないまま、ついに朝を迎え、医院の敷地を歩いていたところでイェジンに出くわします。
ついに切羽詰ったホジュンはイェジンに、これまでの事情を話し、自分を過ちを教えてほしいと嘆願します。
そして、イェジンは、医術に使う水は使い道によって33種類があり、汲む場所、汲む時間によって水の質が変わることを教えるのでした。
またある日のこと、外出しようとしていたユ・ウィテの前を水汲み帰りのホジュンが通りかかります。
そこでユ・ウィテはホジュンに水桶を降ろせと言い、桶の水をひと口飲んで…。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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