第03話 生涯の師 運命の出会い
ホジュンは、隙をついてミン・ジャホンらの手から逃げ出し、役所に行ってミン・ジャホンこそが反逆の中心人物であり、イ・ジョンチャンは濡れ衣を着せられたのだと告発します。そして、イ・ジョンチャンの娘ダヒがミン・ジュホンの家に捕らわれていると申し出ます。
ホジュンの訴えにより、ミン・ジャホンは捕らえられ、ダヒは汚名を返上し、晴れて両班の身分を回復します。
ダヒを助けることはできたものの、ホジュンにとっては雲の上の存在となったダヒをホジュンは木の陰から見送るしかありませんでした。
失意にくれるホジュンは母親と2人、慶尚道 山陰へとたどり着きますが、父親が紹介してくれた山陰の県監はすでに辞職しており、生活のすべどころか身分の保証の道すら絶たれてしまった2人は、誰一人知り合いのいない異郷の地で途方に暮れてしまうのでした。
そんな2人をそっと尾行していた男がいました。彼は、山陰のならず者ク・イルソで、ホジュン母子がどこかの流れ者に違いないと目をつけ、「俺が助けてやる」と言い寄ってくるのですが…。
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韓国ドラマ『ホジュン(許浚)』は、1999年から2000年にかけて韓国で大ブームを巻き起こし、韓国では史上初めて最高視聴率60%以上(63.7%)を記録した韓流ドラマの大作です。
今日の東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成<東医宝鑑>25巻を著した韓国の偉人、ホジュンの生涯を、ロマン豊かにドラマチックに描き出しています。
あの大ヒット作、「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の韓国歴史大河ドラマ最高傑作としても知られています。
韓国では、「ホジュン」の放送時間になると皆が一斉に帰宅してテレビの前に座りこむという「ホジュンシンドローム」を巻き起こしたという逸話も残っている韓国ドラマの名作です。
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