第60話 戦乱から見えたもの
義州城に到着したホジュンは、銃弾を受けたと嘘をつき、ドジに殿下の針治療を任せますが、治療の甲斐あって殿下は意識を取り戻し、起き上がるまでに回復します。
一方、いっときでもホジュンの忠心を疑ったことを詫びる殿下に対し、ホジュンは回復はドジの針治療のお陰であり、ドジの罪を許すよう願い出ます。
そんなホジュンに対し、ドジはこれまで嫉妬心にかられて数知れず妨害をしてきた自分の罪を告白し、心から謝罪するのでした。
倭軍の攻撃は衰えを見せず、光海君が死守すると誓った平壌もついに陥落、生き残った部下たちと共に義州に避難して来ます。