あらすじ
イ・サンは英祖(ヨンジョ)がいなくなったとの報告を受け、必死の探索にあたります。死期を悟った英祖は、ひそかに宮殿を抜け出し、自らが選んだ死に場所で臨終を迎えていました。英祖は密かに部屋にかつて梅の花を描いてくれたソンヨンを呼び、不幸にして失った息子、思悼世子(サドセジャ)の肖像画を描かせますが、その時に密かにソンヨンに母である淑嬪崔氏(スクピンチェシ=トンイ)の形見の指輪を渡していたのです…。
崩御の報告が伝えられ国中が悲しみに暮れるなか、チョン・フギョムは民衆を扇動しイ・サンの即位を阻もうとある怪文書を出します。老論派が大金を集めていると知ったホン・グギョンは新たな陰謀の存在に気づくのでした。そしてフギョムは、イ・サンを確実に抹殺する別の策を準備していたのです。