8年後、燕山君10年(1504年)。
夫婦となったチョンスとミョンイは白丁(ペクチョン)の身分を称し、一人娘チャングムと3人でひっそり暮らしていました。
チャングムは活発で向学心も強く、身分不相応な振る舞いを母ミョンイは心配しますが父チョンスは可愛くて仕方がありません。
一方、燕山君(ヨンサングン)の暴君ぶりは激しさを増していました。
スポンサードリンク
燕山君(ヨンサングン)は、生母ユン氏毒殺に関わった人物を探し出すべく、全土に当時の武官の似顔絵が張り出されることに。
ある日、村の市に出かけたチョンスはチャングムにせがまれ、相撲に挑みます。
しかし騒ぎが起こり、チョンスは手配中の武官であることがばれ捕まってしまうのでした。
その家族まで処罰の対象であることからミョンイはチャングムを連れ逃亡。
追っ手から逃れつつ、連行されたチョンスの後を追い漢陽(ハニャン)へ向かうことに。
なんとか漢陽(ハニャン、朝鮮の首都)についたミョンイはチョンスに会いたい一心で、意を決し、かつての友人ハン・ペギョンに手紙を書きます。
いまや水剌間(スラッカン)で尚宮(サングン)となっているハンは手紙を読み、宮中を抜け出しミョンイとの再会を喜ぶのでした。
しかしハン尚宮の挙動を不審に思ったチェ・ソングムが後をつけ、ミョンイの生存を知ることに。
ハンと同じく尚宮(サングン)となっているチェは一族の保身のため、再びミョンイの命を狙ってくるのでした。
【李氏朝鮮の身分制度】
スポンサードリンク