セドルはシワンを殴った罪で捕らえられて、手首を斬り落とす刑を受けることになってしまいます。
ヨンは、セドルの身代わりになると決意して、賭博場にいるシワンの元を訪ねるのでした。
シワンは、ヨンが格闘賭博で優勝したら、賞金の200両と交換で父親を釈放すると約束し出場させます。
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そしてヨンとシフを闘わせようと企み、シフにも格闘賭博の話を持ち掛けて、ヨンに提案した交換条件である養父セドルを釈放すると言うのです。
ヨンは、腕力では到底叶わない前回優勝者のトクパルを、ある戦術で倒したことで、会場は瞬く間に盛り上がりを見せたのでした。
そして、決勝試合でヨンとシフが対戦することになり、無類の強さでヨンを追い込むシフでしたが、ヨンが優勝しても自分に出されていた条件と同じ内容だと知って、最終的に降参の札を上げます。
シフのおかげで優勝賞金を獲得し、ヨンはセドルを助けに向かいます。
一方、ギョムを葬り去ろうとしていた刺客は、殺したはずのヨンが生きていると知り、再度行方を追うのでした。
セドルを助けに向かうヨンは、刺客と出くわし、逃げ惑う最中に200両を紛失してしまうのでした。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第四話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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