セドルは一枝梅の正体を知ってしまいました。
ヨンが侵入しようとしている屋敷に出向いて、頑丈な錠前を付けていきます。
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その頃、侵入した一枝梅は、とある屋敷で逃げ場を失ってしまいました。
だが、頑丈な錠前が掛けられているのに、なぜか扉が開き、脱出することができたのでした。
翌朝、峰起で怪我を負ってしまった町の人達の元へ、一枝梅より朝鮮人参が届きます。
皆の間で急速に一枝梅人気が高まっていきました。
徹夜で潜伏作戦を遂行していましたが、義禁府は一枝梅を捕えることができません。
前日に一枝梅が侵入した屋敷を、シワンと一緒にヨンは訪れ、灰の粉を見付け出し痕跡を消しました。
ヨンはシワンの問に対し、「一枝梅は天井から入ってきたかもしれない」と嘘を吐きます。
そしてシフが扉の継ぎ目が外からは切られていると気付き、共犯がいるのでは?と推測のでヨンは困惑してしまうのでした。
イ・ウォノの息子であるギョムが、まだ生きているという話を聞いたキム・イッキは、情報元のチャン・マンドンのところへ出向き、「父の死について知らせる」という伝言を残しました。
マンドンの伝言に、取り合おうとしないヨンでしたが、天友会員のキム・イッキに会えば、父の死の真相が分かると思い、覚悟を決め約束した場所へと向かうのでした。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第十五話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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