一枝梅は、清の使臣に変装して宮殿に忍び込みます。
宮殿内では、一枝梅の出現によって大騒動になっていました。
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宮の仕えとなったシワンとシフも、一枝梅を捕らえるために奮闘します。
その合い間に一枝梅は、父を殺した犯人へ繋がる紋様入りの剣を探すが、一向に見つかりません。
そして宮殿に集まっていたデシクたち志願兵は、一枝梅の導きに従って、地下を通り問題なく外へ脱出することに成功するのです。
残る使命は、一枝梅が犯人を捕え、復讐するのみとなりました。
宮殿外では次第に民衆が集まって、一枝梅に激励を送ります。
シフは、サチョンが親明派の官僚を殺す現場を目撃してしまいました。
サチョンが殺害された官僚の手から、何かを奪い取り隠すのを目撃したシフは、奪い取った物を密かに探し出します。
見つけたのは、クォン・ドゥヒョンが死ぬ間際に書いた血書で、自分の父イ・ウォノを殺害した犯人の名が記されていたのでした。
そして同じ所に見覚えある血判状隠されており、父親を死なせるきっかけを作ったのは自分だということを知り、更に驚きました。
一方一枝梅は、王の宝物庫で別庫に忍び込み、探していた紋様を見つけ出します。
そして剣の所有者が王であることが判明するのでした。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第二十話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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