朱蒙は力を蓄え、いずれは皇太子の座を勝ち取るために、ヨンタバル商団に働き手として雇ってもらうことになります。そんな朱蒙の真意を知らないオイ・マリ・ヒョッポの3人は失望してしまいます。
一方、兄のテソは父王の代わりに玄菟城に赴き、ヤンジョンに、ヨンポはトチに接触し、それぞれ手柄を挙げようと動きだします。
テソは、ヘモスの墓から取り出した首をヤンジョンに贈りますが、漢にとって仇敵であるヘモスの首に喜んだヤンジョンは、テソが王位につけるよう力を貸すことを約束するのです。
ソソノは、テソとヨンポが塩を確保するために奔走して華々しい活躍をしているのに比べ、のんびりと構えているチュモンを歯がゆく思うのですが、幾多の試練を越えてきたチュモンは、小さなことには一喜一憂せず、皇太子を競い合いで決めるという機会をつかんでみせると、将来のためにマリたちを側近にしたいと周囲を固めていくのです。