科挙試験当日、シフはシワンの計画により、思った結果が出せずに悔しんでいました。
ヨンは、追われている姉が漢陽で見付かったという話しを聞いて、試験を受けることが出来ずに出て行ってしまうのです。
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その日の夜、シフは遊び歩いているシワンを妓房まで迎えに行きます。
ヨンも、妓房で盗品を売り回っている姉の行方を追うのでした。
シフは、妓房で見掛けた不審な行動をする女が指名手配犯だとわかり、役所に告発します。
科挙試験でミスをして悶々としていたシフには、一つの望みに思えたからでした。
そしてシフの訴えにより、ヨンの姉は捕まります。
その頃、ヨンは妓生たちに春画を売っているところを取り押さえられて、牢獄行きになって、ヨンと姉は同じ牢獄に入れられることになりました。
仁祖は報告を受け、更にギョム捜しを強めさせます。
ヨンが弟だと気付いていた彼女は決して真実を口にすることはなく、弟の居所を白状させようとするピョン・シクたちから尋問を受けることになってしまうのでした。
姉のおかげでヨンは釈放されましたが、出所後に牢獄に一緒に収監されていた女が姉だと知り、姉に絞首刑が下ったと聞いて驚愕してしまいます。
ヨンは、絶対に姉を助け出そうと画策し、捕盗庁に忍び込みますが、既に姉は処刑場へ連れて行かれた後だったのでした・・・。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第七話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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