(photo by: KNTV 朱蒙)
朱蒙とは
『朱蒙(チュモン,prince of the legend)』は、2006年5月15日から2007年3月13日まで韓国mbcで放送された歴史ドラマです(全81話構成)
2000年前の朝鮮半島を舞台に、高句麗建国神話をモチーフにした伝説の人物「朱蒙」を主人公に描く壮大な歴史ファンタジー。
ストーリーは全81話。韓国では2006年の韓国最高視聴率48.9%を記録し最終回ではなんと52.67%(tns調べ)を叩き出した人気番組でした。
時は古代朝鮮…紀元前108年のこと。漢の侵略により古朝鮮国が滅亡します。
国を失った流民たちを率いて漢に抵抗する民族の英雄ヘモス(解慕漱)は戦いの中、河伯(ハベク)族の娘ユファ(柳花)に出会います。やがてふたりは恋に落ち、ユファはヘモスの子、「朱蒙」を身ごもりますが、それをを知る事もなくヘモスは戦死してしまいます。
時は流れ、成長した朱蒙(チュモンは)、死んだと聞かされていた実父ヘモスであるとも知らず偶然出会った盲目の男性から武芸を学び、強く生まれ変わっていくのでした…。
ドラマの中では、数々の出会いと別れ、そしてロマンスもたっぷり描かれ、壮大な愛のドラマでもあります。 男性だけでなく女性にも楽しめるドラマです。
朱蒙あらすじ
スポンサードリンク
英雄ヘモスとユファの息子として生まれた朱蒙(チュモン)は、父の盟友であったプヨ国のクムワ王の息子として育てられます。武芸の師匠として父との出会いを果たしますが、師匠が父だとも知らぬまま死別してしまいます。
運命のいたずらで。ソソノという最愛の女性との別れ、別の女性との結婚、そして別れ…。そうした人生ドラマを経験しつつ、一度は漢帝国に滅ぼされた古朝鮮を高句麗として建国していく英雄の物語です。
今も韓国で、神話として語り継がれる韓民族の誇り、朱蒙=東明王(トンミョンワン)の姿を描いた朱蒙(チュモン)の一代記を描いた歴史ロマン。
おもな登場人物
朱蒙(チュモン)
高句麗建設をした高句麗王。東明王神話として今も語り継がれています。
召西奴(ソソノ)
朱蒙が生涯愛し続けた女性。運命のいたずらで朱蒙(チュモン)との別れを経験します。のち、高句麗王妃となりますが、再度朱蒙(チュモン)と別れることに。百済王国の始祖とも言われています。
ヘモス(解慕漱)
朱蒙の実父で、古朝鮮の英雄。クムワの裏切りによって漢に捉えられ失明し、秘密牢獄に幽閉されてしまいます。 のちに、朱蒙と運命の出会いを果たしますが、プヨの王子、テソの手にかかり殺されてしまいます。
ユファ(柳花)
朱蒙の母。ヘモスを愛し、チュモンを身籠りますが、扶余(プヨ)の裏切りによりヘモスと父を失います。チュモンを育てるためクムワの側室となります。のちにクムワの手により殺されてしまう悲劇の女性。
クムワ(金蛙)
プヨ国の王。朱蒙の父ヘモスと共に漢帝国とたたかいますが、漢の圧力に負け、結果的にヘモスを裏切ることになってしまいます。ヘモスの子を宿したユファを側室として迎え、朱蒙を育てます。のちに朱蒙と対立することになります。
スポンサードリンク