チュモンの婚礼の招待を受けたソソノは、首長たちを招いて華やかに行われた式で新郎新婦を複雑な思いで見守るのでした。一方、チュモンはクムワからヘモスの遺体が鳥葬された場所を教えられますが、クムワの臣下ソンジュの告白で、テソによってヘモスの首がヤンジョンに差し出された事実を知り、ますますテソへの憎しみを深めるのです。
テソはヤンジョンから、プヨに流入した古朝鮮の流民たちを捕らえて奴隷として漢に差し出せと命じられ、その仕事をチュモンに任せることにします。オイたちはそんなチュモンに絶望してプヨ宮殿を去り、ヒョッポはケルのサヨンの元へ向かうのでした。しかし、オイとマリの前にチュモンが現れ、集めた流民を漢には渡さず別の場所へ連れていき、ヘモスの遺志を継いでタムル軍を結成するという計画をふたりに打ち明けます。オイたちはその言葉に喜び、ケルに滞在するヒョッポを呼び戻すのでした。
チュモンは自分が去った後の母ユファの身を案じ、自分たちに附いてくるように懇願しますが、ユファは孤独な病身のクムワを置いては行けないと抵抗するのでした。すべての準備を終えた後、チュモンはテソに流民護送の任務を任せてほしいと申し出ます。
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