ヘモスが実の父親である事をヨミウルに聞かされた朱蒙は、あまりに残酷な事実に衝撃を受け慟哭するのでした。
さらにヨミウルは、自分がヘモスを洞窟監獄に閉じ込めたことを朱蒙に話し、また、いつかクムワが朱蒙を裏切る可能性があるとも告げます。
様々な感情が渦巻きチュモンの心は乱れ、太子の座への意欲もなえていきました。
ヨミウルの話に衝撃を受けた朱蒙は、母のユファのもとに行き、河伯(ハベク)部族が殺された理由と自分がなすべきことについて尋ねます。
ユファはついに、ヘモスが朱蒙の本当の父親であり、朱蒙がヘモスの代わりに大業を成し遂げることを望んでいると話すのでした。
一方、プヨンを取り戻すため朱蒙たちはトチのもとに行きますが、そこに現れたヨンポは、朱蒙が太子の座を諦めるならプヨンを返すと迫ります。
ついに朱蒙はクムワに、自分は太子争いを辞退すると告げるのでした。
チュモンが要求に従ったことで、ヨンポとトチはプヨンを解放しますが、自分のせいで朱蒙が太子争いから退いたことを知り、プヨンは夫余を去って行きます。
そして朱蒙もまた、ユファから受け継いだヘモスの形見の指輪を召西奴(ソソノ)に渡しながら、「自分の心の一片はソソノお嬢様に預けて行く」と夫余を離れる決心を告げるのでした。
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