兄王のテソが漢との塩の交易再開という大手柄を立てたことで、ソソノたちは朱蒙を歯がゆく思いますが、チュモンは「漢の顔色を伺うことなく自由に塩を調達する事こそが、真の問題解決になる」と別の道を模索していました。
一方、多勿(タムル)弓が折れていたことを聞いたヨミウルは、ヨンポを呼び出し誰が弓を折ったのかを訊ねますが、ヨンポは、本当はテソも自分も多勿弓に弦をかけられなかったと話します。
それを聞いたヨミウルは、一体誰が弓を折ったのか神通力に優れたピョリハを使い、タムル弓を折ったのがチュモンであることを密かに突き止めるのです。
その一方で朱蒙は、ムソンを鉄器工房の警護兵にし、そしてモパルモたちと協力して鉄器武器を開発し、太子の座を狙うつもりであることを話すのです。
そんなある日、朱蒙は母ユファからコサンという国には一面塩で覆われた山があるという話を聞き、興味を抱きます。
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