一枝梅は、ピョン・ウォノの死の真実を詰め寄ります。
するとウンチェが来て、一枝梅に剣を突き出すのでした。
恋心を抱いていた一枝梅が、本当は自分を利用するためだったと聞いて、怒りが込み上げるウンチェでしたが、一枝梅に捕まってしまい剣を向けられてしまいました。
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娘の命と交換条件に、主犯が誰なのかを白状しなければならなくなったピョン・シクは、全ての犯行は殺されてしまったイ・ギョンソプの指示だったと答えます。
ヨンは、父の仇を取れなかった後悔を感じ、一枝梅の自分を抹殺しようと決意するのです。
同刻、清に帰されていたチョン・ミョンスが将軍を同行して宮殿に到着しました。
表向きでは世子を悔やむためでしたが、大陸統一寸前の清が朝鮮に応援の兵隊を要求すると睨んだ官僚たちは、民から志願する兵隊を募集することにします。
ヨンの親友のデシクは、清にいる父親を連れ戻したいと思い、志願して宮殿へ向かうのでした。
しかし、デシクの身の危険を案じたフンギョンとヨンは、どうにかしてでもデシクを連れ戻そうとします。
そんな時、清の将軍の歓迎会がある日に一枝梅から、宮殿に忍び込む予告状が届きました。
ヨンは、フンギョンが用意した宮殿の地図に、天友会の紋様が隠されていることを知り、探していた剣は宮殿の中にあって、父の死の原因が明らかになると確信するのでした。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第十八話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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