ピョン・シクの屋敷で一枝梅とシフが遭遇してしまいました。
シフに重傷を負わされた一枝梅を気遣うウンチェでしたが、本当はシフも怪我を負っていたと知るのでした。
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自分のことよりも一枝梅を心配しているウンチェに、シフは寂しさを感じましたが、それとは裏腹に冷たく接するしか出来ずにいました。
そして重傷を負ったヨンをポンスンが見付けて、コンガルが治療をします。
次の日、ヨンは目を覚ましますが、天友会会員の工曹判書が倭国に発つという話しを聞くと、傷が癒える間もなく忍び込む準備を着々と始めるのでした。
ウンチェは天友会の名簿が置いてある場所が変わっていることに気付きます。
シフはそのことを知り、一枝梅を部屋に入れたのはウンチェではないかと問い詰めるのでした。
それに加え、一枝梅が天友会の会員宅を狙い忍び込んでいることに気付きます。
全会員宅に義禁府が配備されるようになり、シワンが守っている屋敷に一枝梅が忍び込みましたが、隙が多いシワンは、一枝梅から縛り上げられた挙句に井戸に落とされてしまうのでした。
駆け付けたシフは、逃げる一枝梅を斬り付けましたが、あと少しというところで逃げられてしまいました。
その後、コンガルから武術を習おうと頼むヨンの体に見覚えのある文様が彫っているのを見たコンガルは、全てを悟のでした・・・。
『イルジメ』公式サイト | あらすじ | 第十二話
イルジメとは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊の名前で、名前は中国・明の時代にナリョンという盗賊が財宝を盗んだ後に梅の花一輪を描いて残したということに由来します。
イルジメは、日本で言えば大名屋敷に忍び込み、貧しい民衆にお宝を分け与えた鼠小僧次郎吉、海外では怪盗ルパンのようなイメージででしょうか。
イルジメは1993年に、チャン・ドンゴン主演によるドラマが最初に放映され、その後、アニメや映画化もされ、韓国人にとってはとても馴染み深い存在です。
盗みの現場に「梅の花を一枝を残す」ということ粋なやり方で知られ、一般的なイルジメのイメージを作り上げることとなりました。
イルジメはその後、2008年に、韓国SBSで放映されることになりますが、日本でもアジアドラマチックやテレビ東京で放映され、イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュが主演を務め、23.24%の視聴率をおさめ、2008年の韓国テレビドラマ視聴率No.2の高視聴率を達成しました。(1位は、「母さんに角が生えた」の27.93%)
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