海神-ヘシン-あらすじと感想、動画情報等

海神 ヘシン 第39話

第39話

ジャミ夫人と裏でつながっているキム・ヤンは、ヨンムンと自分の配下でもっとも強いものを戦わせ、彼の武芸の実力を試します。勝ったヨンムンの実力を買って、彼を秘密部隊としてそばに置きます。キム・ヤンから「ヨムジャン」という新しい名前を与えられたヨンムンは、チャン・ボゴを殺すための機会をうかがいます。一方、清海の繁栄とは逆に徳真浦は廃れてしまい、ジャミ夫人が取引していた多くの商団もチャン・ボゴの商団へと乗り換えていきます。崖っぷちに立たされたジャミ夫人。しかし、そんなジャミ夫人に再浮上のチャンスを与えたのはチャン・ボゴでした。チャン・ボゴが開く商団長の会議に出席するジャミ夫人。そこでチャン・ボゴは、今後は、唐や諸外国との大商売をしていく事を告げ、身分に関係のない世界を作ろうと宣言するのですが…

海神 ヘシン 第38話

第38話

ジャミ夫人は、キム・ヤンを味方につけるため、ヨンムンを差し出しました。しかし、護送されるヨンムンを配下の者たちが救出します。そしてついに、チャン・ボゴは巧みな攻撃をもって、ヨンムンら海賊の捕縛に成功します。長きに亘った二人の決戦にひとまずは決着が付いたのでした…。しかし、チャン・ボゴはヨンムンの処遇に対して大いに悩んでいました。まず、チャン･ボゴがヨンムンを捕縛したという事実を王宮に知らしめるため、王宮までチャンが護送し、商団の今後の取引を有利に運ぶために利用しろという声…。しかしこれに対しては名声を得るためにしたのではないときっぱり言い切ります。この後、チャン･ボゴはヨンムンを部屋に呼び、初めて二人で酒を酌み交わすのですが…

海神 ヘシン 第37話

第37話

ヨンムンは仇討ちのために、ペクギョンらを埋伏の毒として投降した海賊に見せかけて清海へ送り込みます。ヨンムンは、襲撃計画が失敗したことを知らずに清海へ総攻撃をかけようとしますが、逆にチャン・ボゴらに攻撃されることに。大きなダメージを受けたヨンムンは逃げ出すよりほかはありませんでした。そして、どんどんチャン･ボゴの元に海賊たちが投降してきます…。そんな折、都督キム・ヤンの要請でチャン･ボゴが会いにいく事に。支援したいというキム・ヤンに、チャン･ボゴは海賊が使っていた矢じりを取り出して見せました。これこそはジャミ夫人の罪を明らかに出来る証拠。その矢じりはムジンチュ軍隊の物であり、チャン・ボゴは、海賊と内通している者が軍の中にいて、その者がジャミ夫人に横流ししていると睨んだのです。

海神 ヘシン 第36話

第36話

海賊の居所を突き止めたチャン・ボゴは護衛兵を連れて討伐に向かいますが、ヨンムンは食料と武器を調達するため出払っていました。残された海賊の頭領イ・ドヒョンは追い詰められ、投降すれば命を助けるとのチャン・ボゴの提案に海賊たちが続々と清海に投降し始めます。そしてヨンムンは、扶寧県司を襲い食料と武器を確保して戻るが、彼が見たのはイ・ドヒョンの亡骸でした…ヨンムンは壮絶な悲しみに襲われ、怒りと悲しみに涙を流します…。こうして二人はお互いに、親とも慕う恩人を殺害した仇となるのでした…。そして武珍州では新任都督のキム・ヤンが就任し、チョンファの兄チャンギョムは都督の地位を奪われます。一方、チャン・ボゴは投降した海賊たちを次々と受け入れるのですが…

海神 ヘシン 第35話

第35話

酷い尋問にも最後まで耐え抜いたチャン・ボゴのおかげで窮地を脱したキム・ウジンは、腐敗した貴族や王族の一掃を宣言。その手始めにジャミ夫人の息のかかった武珍州都督の更迭を示唆します。さらに、チャン･ボゴには皇帝から海賊征伐の全権限を与えられました。ジャミ夫人は、チャン・ボゴが海賊征伐の全権限を付与されたことを知り、それをイ・ドヒョンに伝えます。イ・ドヒョンは海賊本陣を移すことを決めました。そして、チャン･ボゴの海賊一掃の任が始まりますが、なかなか敵の本拠地がつかめないでいました。そんな彼に思わぬ民からの応援で海賊の本拠地がわかり、出陣。劣勢を感じ、ひと足早く逃げ出したイ・ドヒョンらは、海域を封鎖され食料も底を尽きはじめます。この窮地にヨンムンは、イ・ドヒョンに無断で、危険を承知で食料と武器の調達のため本拠地を離れることになるのですが…

海神 ヘシン 第34話

第34話

チャン・ボゴは、揚州を訪れたチョンファからキム・ウジンが海賊と通じた罪で王都に押送された事実を知らされます。チャン・ボゴは、キム・ウジンの潔白を証明するため、皆が止めるのも聞かず新羅へ戻る決断を下しました。そして案の定、新羅到着と同時にチャン・ボゴも王都へ押送され、キム・ウジンの政敵によって虚偽の自白を強要されることに。チャン・ボゴは酷い尋問の下でも無実を主張し続けます。こうして、チャン・ボゴらの排除に成功したジャミ夫人は海賊王イ・ドヒョンと結託し、天下を取ることを画策します。その第一歩としてジャミ夫人は、自らの拠点をチャン・ボゴの故郷清海にしようとし、彼に代わって新羅と唐と倭との交易をしようと考えたのです。イ・ドヒョンは、チャン･ボゴの居ぬ間に清海を制圧しようと、ヨンムンに奇襲をかけさせます…

海神 ヘシン 第33話

第33話

人質交換時に深手を負ったソル・ピョンを前にして、チャン･ボゴはヨンムンへの怒りを抑えることが出来ず、皆の制止も聞かず海賊の本拠地に討ち入りました。しかし、そこにヨンムン達はいません。父とも慕うソル・ピョンの危篤状態にすっかり正気をなくしてしまったチャン･ボゴ。ソル・ピョンは瀕死の病床にあっても、チャン・ボゴを案じて彼を落ちつかせるため揚州に戻るよう命じます。その頃、チョンファに脱税を告発されたジャミ夫人は、その報復として彼女の大切な人を謀略にはめ、孤立させようとしていました。そして、キム・ウジンとチャン・ボゴが海賊と内通しイ・ドヒョンを解放したと官庁に報告したため、これによりキム・ウジンは押送されてしまいます。チョンファは、キム・ウジンの押収と、今戻ればチャン･ボゴも危ないということを伝えに揚州に向かうのですが、ジャミ夫人はこの機にチョンファも狙っていました…

海神 ヘシン 第32話

第32話

チャン・ボゴは海賊本陣を奇襲し、イ・ドヒョンの首を取ろうとします。しかし、ヨンムンもチャン・ボゴの首を取りに清海へ行き、代わりにソルピョンを人質にとります。チャン･ボゴ、そしてヨンムン。お互いにとってとても大切な人を人質にとられたことになりました。チャン･ボゴは単身ヨンムンのもとへ赴き、人質交換を提案します。一方、ジャミの横暴振りを危機に思う王は、ひそかにジャミ商団を探らせていました。ジャミ夫人の留守中に商団の帳簿を持ち出したものの、そこからジャミ夫人の悪事を見つけることは出来ませんでした。しかし、ジャミ夫人の元で右腕となって仕えてきたチョンファが、その帳簿のカラクリを明かしてジャミ商団の不正を明るみにしました。そして…人質交換の日。人質の交換に向かうチャン･ボゴとヨンムン。敵とはいえど、お互いを信頼しているからこその取引です。しかしその時、ヨンムンの部下が勝手な行動に出たのです。

海神 ヘシン 第31話

第31話

チョンファの船団の護衛を引き受け、ついに商船が出航します。船室で向き合ったチャン･ボゴとチョンファ、しかし明くまでも取引相手として接するチョンファ。どうしてもチョンファを忘れることのできないチャン･ボゴはさらにチョンファにすがりますが…。一方、船団の船の航路を察知したヨンムンは海賊と共に奇襲攻撃をかけます。そんな中でも、チョンファだけは絶対に傷つくことのないように守れ、と部下に厳命するヨンムン…。海賊の巧妙な作戦と奇襲に、チャン・ボゴと護衛兵たちはなす術もなく、全ての荷物を奪われ清海に引き返します。…チャン・ボゴは戦いで命を落とした部下たちを弔い、海賊に奇襲をかけることにします。イ･ドヒョンもヨンムンも先の完全勝利に油断しているだろうと睨んだのです。この命を賭したこの戦いにチャン・ボゴに惚れ込んだ部下達はその意気込みを示すのです…

海神 ヘシン 第30話

第30話

キム･キム・ウジンの屋敷に刺客が侵入し、清海は一気に緊張が高まりました。チャン･ボゴは刺客の正体がヨンムンで、背後でジャミ夫人と新羅の兵部令がいることを察知します。そんな時、チャン･ボゴはキム・ウジンの代わりにヨンムンの短刀に倒れたのがチョンファで、彼らが護衛しているのがチョンファの商団の船だと知るのでした。急所は外れたものの深い傷を負ったチョンファ。キム・ウジンはチョンファとチャン･ボゴの縁を聞き、また、自分とチョンファとの出会いを語り始めます…そして何とか回復したチョンファはチャン・ボゴと改めて再会しますが、もう自分のことは心の中から消し去ってほしいと告げ、今後二人が会うのは取引の話だけだと語り、去るのでした…。