(出典:【KNTV】韓国歴史ドラマの早わかり!!!の説明画像より)
人気韓国時代劇ドラマの時代背景として最もポピュラーなものが、李氏朝鮮時代でしょう。
チャングムブームを巻き起こした、「宮廷女官チャングムの誓い」、は第11代中宗、12代仁宗、13代明宗の時代にまたがるものでした。その頃、日本では戦国時代、中国では明帝国のころで、李氏朝鮮は日本の倭寇の侵入に悩まされていたようで、ドラマのシーンにもたびたび倭寇の話題が挿入されています。
また、大国、中国の支配を受けていた当時の朝鮮は深く中国文化の影響を受けていたため、中国にかかわるエピソードも数多く紹介されています。
同時期をモチーフとした韓国時代劇ドラマは、『ホジュン(許浚)』宮廷医官への道、「女人天下」、「ファンジニ」、日本水軍を破った朝鮮の英雄、李舜臣を主人公とした、「不滅の李舜臣」があります。
時代は下って、第18代顕宗から22代正祖の統治時代になると、女官から王妃に上り詰めたじ「張禧嬪-チャンヒビン」、最下層の賤民の身分から第19代粛宗の王妃となり、21代英祖の母となった女性、「トンイ」、正祖時代に活躍した宮廷絵師、キム・ホンドを描いた「風の絵師」、そして、500年の朝鮮王朝史の中でもっとも波瀾万丈な人生を生きたと言われる朝鮮王朝22代王の生涯を描いた歴史ロマン、「イ・サン」が放映されました。この時代は日本では江戸時代、中国は清帝国のころです。
歴史を大切にする韓国の人々に愛される歴史ドラマは、単に歴史上の偉人を描くだけでなく、ロマンスを絡めながら情感高く描かれているのが特徴と言えます。
このあたりが、女性ばかりでなく男性にも人気が高い理由のひとつでしょう。
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