疫病感染の疑いがある女官たちは全員宮中を退出させられ、隔離治療を受けていました。
その中に、持病を患っているだけのチョン最高尚宮(チェゴサングン)もいたのです。
この期を利用して女官長たちは最高尚宮(チェゴサングン)職の交替を謀ります。
その根回しを最も周到にやってのけるのはクミョンでした。
その結果、当面、水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)代行を務めることになったのがチェ尚宮(サングン)ですが…。
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チェ尚宮(サングン)はハン尚宮(サングン)とチャングムに、明の使者への接待役として太平館行きを命じることに。
王位継承問題を話し合うため、まもなく明から使者を迎えることになっていたのです。
太平館での任務は、政治問題に巻き込まれるなど何かと辛い任務でした。
ハン尚宮(サングン)は太平館行きを前に、トックにチョン最高尚宮(チェゴサングン)の見舞いを頼むことに。
明からの使節団が到着。
今回の使者は山海の珍味しか口にしない食通として知られる人物。
ハン尚宮(サングン)は、その使者の患っている糖尿病がこの長旅で悪化していることを知るのでした。
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