勅書をピダムが隠したことによって、最後の手段を使えなくなったトンマンは内戦を避けるための策略を練っていました。
そんな時チュクパンの言葉にヒントを得たピダムが、大耶城の生命線である川を塞き止め水路に毒をまくことを提案します。
しかし土地の汚染を恐れたトンマンとユシンは、水路を断ち毒をまくと言う噂を流し、敵を撹乱しようと考えました。
そしてミシルを窮地に追いやり、和解しようと考えていたトンマンですが、ミシルは和解に応じません。
内戦は避けられない状況でしたが、国境の兵がミシルに協力するため、国境を離れてしまい、その隙に百済軍が侵入し新羅に危機が迫っていました。
それを知ったミシルはすべてを終える決心をし、国境の兵を引き返させ、トンマンに降伏するよう命じます。
チヌン帝と共に築き愛した新羅の崩壊を見過ごせなかったミシルは自ら命を絶つのでした。
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第50話の見どころ
トンマンとミシル両陣営の作戦が近似していて、如何に二人が優れた統率者かが良く分かります。
トンマンは噂によってミシルを窮地に追い込もうとしていましたが、ミシルの力も使いたかったのでした。
なので話し合いで決着付けたかったトンマン、二人の屋外での会話は見どころ満載。
特にミシルの合従に従わない理由に注目です。
またトンマン陣営を追いこむか、はたまた国境付近の領土を失うのか、この選択でミシルの王としての資質が垣間見れます。
何といってもピダムがミシルに「オンマ(お母さん)・・・」と呼ぶシーンが見逃せません。
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