トンマンが、和白会議を多数決制にするよう発議した案件は、否決に終わります。
しかし、当初から可決を狙ったものではなく、発議することによって和白会議の無用さを知らしめることが狙いだったのです。
王位を狙い動き始めていたミシルは、ヨムジョンにピダムを隔離させその間に、ソヒョンとヨンチュンを和白会議に参加できないよう計らい、残りの8人の大等でトンマンを政務から退かせる案件を決議させようと企んでいました。
それを阻止しようとユシンとアルチョンたちが、会議場前を閉鎖していた兵たちを追い払いますが、武器を手に和白会議場に乱入した反逆行為と責められます。
武器を捨て乱闘を止めようとしたユシンたちでしたが、騒ぎの中、セジョンが斬られたことで大乱闘に発展してしまいます。
なんと、ピダムの予想どおり反乱こそがミシルの策略だったのです。
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第44話の見どころ
今回もトンマンとミシルの頭脳戦は続いています。
前回の租税改革案は、どんな良い提案でも満場一致は難しい事と、租税改革案はミシル一家以外は得をする事を分かってほしかったのでした。
その計画が上手くいき、貴族の中でトンマンを支持する動きが出てきたのです。
一方、ミシルも黙っていません、まずはピダムを2日間ソラボルから離れるようヨムジョンに指示しました。
これは争いに巻き込ませたくないと言う母ごころと、ピダムの裏の裏をかく性格を見抜いての事だったのです。
そしてヨンチュンをファベク会議に参加できないように仕向け、ユシンが動き出しますがこれこそがミシルの真の企みだったのでした。
今回はミシルが、ピダムとユシンの性格を上手く利用したようです。
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