激戦の中、気を失ってしまったトンマン。
ユシンはトンマンの行方を必死に探していました。
トンマンを捜しに戦闘が終わった場所まできたユシンでしたが、生き残っていた敵に襲われてしまいます。しかし、ユシンは間一髪で放たれた矢によって助かります。
なんと、ユシンを命を救ったのは他でもないトンマンでした。
トンマンは生き残っていたのですネ。
新羅軍が命令どおりに退却するために敵を欺くおとりの部隊が必要でしたが、アルチョンとユシンがそれに名乗り出ます。ところが、アルチョンは撤退の任務を遂行するために足でまといの負傷兵を殺してしまいます。
それに怯える負傷したシヨルでした。
トンマンは負傷兵を殺さなくては生き残れないと考えるアルチョンに刃向かいます。
そんなトンマンを斬ろうとするアルチョンでしたが、希望を捨てず戦わせてくれと訴える部下たちとユシンによって殺されずに済んだのです。
負傷したアルチョンに代わって指揮を取るユシンは、先制攻撃をしかけます。しかし、攻撃によって敵の将軍の首を斬ったシヨルが戦死してしまいます。
その時、合流したソクプムはアルチョンに逆らったトンマンを罰そうとしますが、ユシンはその罰としてこの場に残り敵を食い止めると願い出るのでした。
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第11話の見どころ
ユシンが必死の形相でトンマンを探し出そうとする姿は、ある意味鬼気迫る者があります。
花郎の仲間を探すと言うより、特別大事な人を探そうとする執念に取り憑かれているようです。
死んだと思われたトンマンは泥の中からむっくりと起き上がり、敵兵から奪った弓を構えていました。こちらも鬼気迫る形相ですが、ともかく生きていて良かったです。
さて、上官に逆らった罪で処刑されそうになったトンマンを救うため、自ら殿軍(※でんぐん)を買って出た、ユシン。
成功して生き残ればすべてを許すというアルチョン。果たして、ユシン、トンマン達は生還する事ができるのでしょうか?
(※)殿軍とは、退却軍の一番最後で、敵の追い討ちを防ぐ決死軍勢。
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