新羅、百済、高句麗が勢力を競っていた7世紀、朝鮮半島に第24代王であるチヌン大帝(真奮王)が築いた新羅大神国の時代の物語です。
真奮王の側室で花郎の源花であるミシルが後の新羅の主の座を狙っていました。
チヌン帝は天命が尽きる前に王位を継ぐものは孫である真平だと言い残しますが、ミシルの陰謀で次男である真智が王位を継いだのでした。一方、チヌン帝が崩御した日、国仙のムンノはある啓示を受けます。
それはミシルに敵う者はおらず、対抗できる者は北斗七星が8つになる日に現れるというお告げだったのです。
自分を皇后に迎えようとしない真智に怒りを覚えたミシルは、チヌン帝の本当の遺言を明かし、真智王を廃位させ真平を王位に就かせるのでした。