チュモンは無事にケルへ戻り、タムル軍は驚喜しソンヤンは安堵します。一方、プヨ軍には漢から兵糧と軍需物資が届き攻撃準備が完了していました。チュモンの死によって士気が低下していると信じ込んでいるテソは、先鋒部隊を自ら率いてケルに攻め込むことを決めるのでした。
テソにチョルボンへの潜入を命じられたプブンノは、チュモンにテソの計画を知らせます。それを聞いたチュモンは、敵をピリュ川上流の草地へとおびき出し、火攻めの奇襲作戦を行うことを決定します。罠にはまったテソは、あっという間に火にまかれ屈辱的な敗退を喫してプヨ宮殿に戻り、再度の出陣をクムワに懇願しますがクムワはこれを制止します。
プヨ軍を撃退したもののチョルボンの困難に変わりはなく、ピリュとクァンナには疫病が広まって死者が続出し、この悲惨な現状を視察して将来を悲観するチュモンは、天の救いを求めて冷たい雨に打たれ何日も祭儀を続けるのでした。
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